症状例/泌尿生殖器/尿が赤い

 尿に血液成分が混じって赤くなるのは、腎炎、膀胱炎などの炎症や腎、膀胱、その他尿路に結石や腫瘍のある時(FUS*1)ヘモバルトネラ*2や溶血性貧血など、なんらかの原因で赤血球が溶血*3を起こし血色素が尿中に排せつされる時などにみられます。

 特にFUSの時は尿が出にくいため血尿が確認しにくいことがありますが、膀胱の中は濃い血液尿で充満していたりもします。いずれにしても はやく治療しないととりかえしのつかないことになったり、治療に長期間かかるようになったりしやすいので「変だな」と思った時は早めに検査を受けるようお勧めします。

  1. 猫泌尿器症候群
  2. ヘモバルトネラ

症状例/泌尿生殖器/尿が多い

 尿が多いと必然的に飲水量も多いものですが、この症状は食欲がなくなればともかく、元気食欲があったりすると割合見過ごされやすく、また重大な病気の症状であることが多いものです。

 慢性腎不全*1、糖尿病*2、子宮蓄膿症*3はこのような症状を示す代表的な病気ですが、その他にも尿を調節するホルモンの異常などいろいろありますので注意が必要です。

  1. 慢性腎不全
  2. 糖尿病
  3. 子宮蓄膿症

症状例/泌尿生殖器/尿の回数が多い

猫が頻繁にオシッコに行くにようになって、そのたびに小量のオシッコしか出なかったり、あるいは、ぜんぜんオシッコが出ない時は、FUS(猫泌尿器症候群)*1という病気が考えられます。

オシッコが出ないという事は、命にかかわる事ですので、早めの手当が必要です。又、頻繁でもないが以前より排尿回数が増え、そのたびに多量のオシッコが出る時は、慢性腎不全*2になっているかもしれません。この他、糖尿病*3や尿崩症という病気でも尿量が増えます。

  1. FUS
  2. 慢性腎不全

症状例/泌尿生殖器/睾丸の異常

  おとなの雄猫の陰嚢内には2個の睾丸がありますが、時として1つ、または2つとも、陰嚢内に見られず鼠径部または腹腔内にとどまっていることがあります。これを陰睾といいます。
 また、睾丸が腫れるなどの症状を示すときも獣医師にみせてください。

症状例/泌尿生殖器/おりものが出る

猫の陰部から、おりものが出ていた場合、まず注意しなければならない病気は、子宮蓄膿症*1ですが、子宮蓄膿症の場合は常におりものがでるとはかぎりません。

おりものが出る場合は、子宮と膣の連絡口が開いている時で、もしその連絡口が閉じていたら、おりものは出ません。

又、産後はしばらく、赤又は暗赤色で不透明などろっとしたおりものが出る事があります。まれに胎児が残っていたり、感染を起こしている事もありますので念の為に、一度獣医さんの診察を受けておいた方がいいと思います。

  1. 子宮蓄膿症

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