症状例/お腹/吐く

 過食や毛球を吐く時のように、猫が元気で食欲もあり、回数も1 回くらいならそう心配はないのですが、嘔吐は重要な症状の1つで あることが多いのです。

  猫汎白血球減少症*1、腎臓病*2、腸重積、異物を飲んだ時、リンパ肉腫*3、中毒など嘔吐は様々な原因で起こります。また、もし原因が単純なものであっても嘔吐は脱水症状を起こしやすく、それが余病を引き起こしたりしますので注意が必要です。嘔吐した時は、食事との関係、時間、回数、内容などくわしく観察してください。それが診断する上での助けになります。

 また「嘔吐」と紛らわしいものに「吐出」がありますが、吐くときの動作もよく観察してください。以上のように、元気食欲もあって回数も1ー2回なら1晩くらい様子をみてもいいですが、吐物に血液や異物が混じったり、「元気がない」「下痢もみられる」「食欲もない」など嘔吐以外の症状があるようならすぐに診察を受けてください。

  1. 猫汎白血球減少症
  2. 予防接種
  3. 腎臓病
  4. リンパ肉腫

症状例/お腹/下痢

 下痢は、ウィルス(FPL*1・FIP*2・その他)、細菌、寄生虫(コクシジウム*3・回虫*4・その他)、過食、アレルギーなど実に様々な原因によっておこります。

 下痢に対する家庭での基本的な対処法は、まず食餌の量を減らす事です。過食が原因の下痢は、食餌の量を減らしただけでもおさまる事があります。嘔吐を伴う様な激しい症状の場合には、絶食絶水が必要な場合もあります。この場合は、出来れば便を採取して早めに獣医さんに連れて行った方がいいでしょう。

 その際、猫がいつごろからどのような下痢をしているのか、普段どんな食餌を与えているのか、嘔吐を伴う場合は、どのような物をいつごろ何回くらい吐いたのか、環境に変化があればその事も獣医さんに話した方がいいと思います。

  1. FPL
  2. FIP
  3. コクシジウム
  4. 回虫

症状例/お腹/便秘

 成長期の食餌が不適切だと上皮小体機能亢進症*1になり骨格に異常をきたすため、骨盤腔が狭くなりスムーズな排便が出来なくなります。慢性的な便秘は、結腸に大量の便がたまってしまい巨大結腸症と言う病気まで引き起こすことがあります。あまり長期間放っておきますと外科的に便を除去しなけらばならなくなります。

 また慢性の便秘の猫には、繊維を多量に含んだ処方食などがありますから、そのような餌を与えるといいでしょう。

 猫の排便動作と排尿動作は、似ていますから、猫がトイレでりきんでいた場合、それが便秘なのか尿が出ないのか気を付けて見て上げてください。どちらなのかハッキリしない時は、すぐに獣医さんに見てもらってください。もし、尿が出ない(FUS*2)でりきんでいたならかなり危険です。

  1. 上皮小体機能亢進症
  2. FUS

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