ことわざ

猫に小判
客観的にどんな価値のあるものでも、そのことの分からない人にとってはなんの役にも立たないことのたとえ
猫にかつぶし
大好物の意から、すぐに餌食や犠牲になりそうで危 険千万な事のたとえ
猫の手も借り
非常に忙しくて、どんな人にでも応対してもらいたたいい状態のたとえ
猫の額
庭などが非常に手狭なことのたとえ
猫の目
猫の瞳の開き方が明暗によって著しく変わることから、物事の事情が目まぐるしく変わることのたとえ
猫を被る
本当はおとなしくない(悪いことをした)のに、そうでないようなふりをすること。また、本性を隠していること
猫に石仏
猫に小判と同様の意
猫に経
馬の耳に念仏と同様の意
猫の尻に才槌(サイズチ)
サイズが合わず不釣り合いなこと
猫の歯に蚤
めったに当たらない不確かなことのたとえ
猫も茶を飲む
生意気に分不相応の事をする意
猫の寒恋
寒さの嫌いな猫でも真夏の暑いときには冬を恋しく思うことから、現状に満足しない身勝手さを言うこと
たまたま起きて猫を踏み潰す
なまじいに手を出して失敗するの意

言葉

ネコ背ネコ舌ネコかぶりネコの額に ネコ撫で声
「ネコ」の付く言葉はいろいろあるが、どうも悪いイメージがあるのはその 性質から来るものであろうか。

その他、三味線がネコの皮であることから、三味線そのものを「ねこ」と呼ぶ場合もあり、その芸者さんの呼び名もまた「ねこ」である。

ムシロのことを「ねこ」と呼ぶ地方があり、「ねこだ」「ねこ掻き」ともいい、「ねこかぶり」はネコが本性を隠して突然狩に出ることから来ているが、ムシロをかぶって寝たふりをするためだという説もある。

ねこびん」は駄菓子屋によくあった太い瓶。
ねこじゃらし」はイネ科のエノコログサがほんと。
ネコハギ」はマメ科の多年草。
ねこやなぎ」は早春に咲く花がネコの尻尾に似ていることから来ている。
猫板」とは茶碗や湯呑、キセルなどを置いた板の事であり、トイレのいわゆる「きんかくし」の板も「猫板」と呼ばれる。
お膳の足は「猫足」。これは西洋が本場で獣の足をかたちどることに始まり、渦巻状の模様と、ネコの足のように下の先が内側に曲がっているものとがある。
猫箱」はむかしイロリの火種を入れる土器を入れるための箱のこと。
土木建築現場での一輪車や二輪車は「猫車」。それが走る足場の事を「ネコ足場」という。工事中の板で作った狭い歩道は「ネコ桟橋」。

便所の前にある石は「猫石」。これは昔、奥方が便所に行くたびネコが付いて来るので、そのことに腹を立てた主人がネコを切り殺してしまったところ、ネコがいなくなったので蛇が家の中に入って来るようになり、魔除としてのネコの大きさの石を置くようになったというのが始まりらしい。

きわめつけは「化け猫」であるが、ここまで来るとあまりにネコがかわいそうなのでノーコメントとします。

引用参考文献→CAT新聞No9:CAT-NET事務局
ネコ無用の雑学知識:ワニ文庫
ネコバラエティムック:朝日新聞社


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