細菌、耳疥癬、真菌などの感染により頭を振ったり、かゆがったりしま
す。悪臭がひどかったり、耳道の中を覗くと膿様だったりベタベタした
侵出液が溜まっていたり、汚い耳垢がたまっていたりして原因、程度に
よりその様相は様々です。
外耳炎は耳がムズがゆかったり、痛かったり
するわけですから猫にとって不愉快きわまりないことだと思います。病
気が進行して中耳炎、内耳炎と進まないうちに、治療を受けさせてあげ
てください。
耳の中に小さな疥癬(かいせん)虫というダニの一種が寄生することに
よって起こる病気です。耳の中で虫がガサゴソ動いているのでとてもか
ゆがり、耳の中に乾燥した茶褐色の耳垢がつまっています。
耳にしか寄生しませんが、とても伝染力が強く他の猫にうつります。か
ゆみのため後肢で夢中になって引っ掻くため頭部や耳に傷をつくったり
耳血腫の原因になったりします。
治療は薬品を用いて疥癬を殺していき ます。日にちをあけて数回の治療は必要ですが、大部分は細菌や真菌の 混合感染もみられるので、治療期間は長くなります。
耳介部が突然腫れあがり、やややわらかく中に血液が溜まっています。
原因としては耳疥癬が存在することが多いのですが、その他の要因で起
こることもあります。
耳疥癬はとってもかゆいため、後肢で耳を掻くこ
とにより耳介の毛細血管が切れ、耳血腫をつくることが多いです。
内科
的な処置と外科的な処置を組み合わせて治療しますが、時に耳がクチャ
っとつぶれた形になってしまうこともあります。